サワラ
(画像はサワラの子のザコシです。)
スズキ目サバ科
成長するに従って呼び名が変わる出世魚であり、
30〜40cmの若魚をヤナギ、40〜50cmのものをサゴシ(狭腰、あるいは青箭魚)、
50〜60cmのものをナギ、60cm以上のものをサワラと呼ぶ。
全長1m程度。
近縁種も含め、サバ科の仲間でも特に前後に細長く、左右に平たい体形をしている。
サワラ属の特長として、腹びれが小さいこと、
両顎の歯が三角形で小さいことなどがあるが、
サワラは側線が波打っていうこと、
胸びれの後端が尖っていることなどから近縁種と区別できる。
第二背びれ、尻びれと尾びれの間に小離鰭が並んでいる。
体内には浮力を調整する浮き袋がない。
体色は背側が青灰色、腹側が銀白色。
体側に小さな暗褐色の斑紋が縦に7〜8列の縦縞を形成する。
メスの方がオスよりも大型になる。
食用 刺身、塩焼き、天ぷら、竜田揚げ、ムニエル、フライ煮付、鍋物
|